HOME > 河越茶とは?


「河越茶」が作られている埼玉県西部地区一帯は国内の大規模な茶産地として北限に位置しています。
他の茶産地に比べ厳しい冬を越すため旨味が凝縮され、まろやかな甘味とコクのある味わい深い抹茶に仕上がります。
私たちは「河越抹茶」を川越の古くて新しい特産物として地域の皆様に愛されるブランドにすることを目指しています。
そのために、河越茶ブランドの「構築」「管理」「拡張」という3つの取り組みを行いながら
品質・サービス・信頼性を高めることに尽力してまいります。


狭山茶は元々河越茶だった
”州の北、河越の野に狭山あり”という一文から始まる出雲祝神社(入間市宮寺)にある「重闢茶場碑」。「重ねて書く」とは一度閉じた茶作りを再会することを意味しています。天保三年(1832年頃)に建立されたこの茶場碑には戦国時代の混乱とともに衰退してしまった河越茶「を狭山茶として蘇らせる経緯が記されています。


河越氏と河越館
武蔵武士の中も最も高家と呼ばれた誇り高い家柄であった河越氏の歴史は、平安時代末期に河越(現在の川越市上戸)に館を構えたことから始まりました。
当時、館の前庭には茶を植えるべきとされていたため、河越氏が建てた河越館の前庭でも茶が栽培されていたと考えられています。


河越の有力武将が愛した抹茶
河越館跡からは石臼・茶壺・茶入れなどが出土していることから河越氏が館で茶を飲んでいたことが確実視されています。14世紀の石臼(抹茶を作る際に使われたと考えられている)が、他の茶道具などと、まとまって出土するのは武蔵国では河越館跡が唯一であり、古くから河越(川越)と抹茶の深いつながりが伺い知ることができます。

「河越抹茶」は関東唯一の碾茶(抹茶)工場である「狭山碾茶工房 明日香」でつくられています。明日香は15年の試作期間を経て、平成18年に最新鋭の設備を度運輸師新設されました。平成21年度には埼玉県より優れた技術・生産性や周辺環境への配慮などの点で他の模範となる「彩の国工場」に指定されました。明日香の特徴は茶葉の栽培から製茶までを一貫して行っていることです。そのため安定して高品質の抹茶を生産することが出来るのです。年間を通し、お客様のニーズにあった安心・安全な抹茶をご提供致します。


関東を代表する茶の職人たち

工場直営の茶園では、茶の品評会で数々の受賞経験を持つ職人たちが「茶畑の見えるお茶づくり」を目指し日々精を出しています。より品質を高めるため、職人達は長年の経験のもと気候にあった抹茶づくりを追求し続けています。

埼玉県認定エコファーマー

エコファーマーとは堆肥等による土づくりを基本とし、化学肥料・科学農薬の使用量を低減して環境にやさしい農業を目指し、その取り組みを各都道府県に認定された農業者の愛称です。工場直営の茶園は認定を受けています。

無添加無着色の新鮮な抹茶

肥培管理の行き届いた工場直営の茶園で一枚一枚丁寧に摘み取った茶葉のみを使用しています。また美味しさの安心を追求した無添加・無着色の自然の香味そのままで仕上げられておりまりやかなうまみとコクが持ち味です。


河越抹茶がつくられている地
現代の河越抹茶は埼玉県西部地区(川越、狭山、所沢など)を中心と「旧河越領」にある茶園でつくられています。

旧河越領とは
河越(川越)の領土や市域は時代とともに移り変わってきました。例えば、河越茶が全盛を誇った鎌倉時代や南北朝時代の河越は「河越33郷」と呼ばれ、鶴ケ島市、日高市に領土が点在していました。江戸時代後期には17万石の城下町として栄え、現在の狭山市、所沢市、上福岡市の一部などが「河越(川越)藩領」だったといわれています。また、大正11年の市制施行時の市域は現在とは異なり、「旧河越領」とは上記のように「河越33郷」「河越(川越)藩領」「現代の川越」などかつて河越(川越)とよばれたことのある領土や市域のことをさします。